いつかくる日

2012年2月1日 宝塚
大好きな雪組娘役、涼花リサちゃんの卒業が発表されました。
宝塚に所属している限り、どの生徒さんにもやってくるのが卒業の日ですが、
なにげにショックが大きくて、自分でもびっくり。
発表された雪組集合日の夜なんか、ちょっとなかなか寝付けなかった(笑)。
リサちゃんの事は、檀ちゃんやゆかりちゃんみたいにFCに入ったりして応援していたわけではないけど、リサちゃんが出るなら見に行こうって思えちゃう、出てきたらずっと双眼鏡でガン見しちゃう、
紛れも無い私のご贔屓さんのひとりでした。
ついこの間も、「SAMURAI」を日本青年館で見てきて、リサちゃんブランシェのいい女っぷりにホクホクしていたところだったから、
もう次の公演終わったら、今度はどんな綺麗なリサちゃんに出会えるのだろうって楽しみも無くなってしまうんだと思うと、本当寂しい。。
おりしも1月の最後の週スカステのハイビ放送では、「堕天使の涙」と「タランテラ!」が放送されてまして。
この時のリサちゃんも、コムちゃんルシファーのお付きで銀橋を渡る「地獄のルシファー」の場面とか、気位の高いバレリーナのマイヤとか、本当に眼福で綺麗だったなあ。
しかし、こういうおセンチ気分の時に「タランテラ!」は効くよ。効き過ぎるよ(笑)。
美しいんだけど、哀しくて儚くてどうしようもなくなる。
荻田先生の歌詞ってほんとすごい。
「棄てた昨日に復讐されている」とか
「一度は抱き寄せてまたつきはなされた 不器用なやさしさは氷のやいば」とか、さ。
ずーんと、くるよう。
でも大好きvv
リサちゃんの事も、悔いのないよう「ドン・カルロス」に通って、しっかり綺麗な姿花のような微笑、目にいっぱい焼つけよう。

で、「宝塚ファンの社会学」という本を読み始めました。(リサちゃんの卒業とは何の関係もないけれども・笑)
宝塚スターの私設FCというものの、独特の成り立ちとか摩訶不思議なあり方を具体的に紹介している本です。
なんか、無我夢中でこんなもんだから!って自分に言い聞かせて邁進していた行いを、こういう風に具体的に説明されて書かれてるの読むと、すごい面映い、けど、面白いや。
今は楽屋内のお手伝いとかお花出しとかチケット確保の並びとか、全部無くなったみたいだから、FCの代表もスタッフも所属ファンも随分過酷な任務(笑)からは開放されている感じだな、と檀ちゃんの所とかゆかりちゃんの所にお世話になって思ってたけど。
でも、あの頃のあの過酷するぜなFCの色々も、過ぎ去れば今本当にいい思い出になっています。
楽しい事や貴重な体験もたくさんあったしね。
いやしかし、ほんとタフでなければ生きていけない世界だったよなあvv

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