23日昼の部『HOLLYWOOD LOVER』 日本青年館公演を、見てまいりました。

大人の魅力満載の素敵なお話でした。
再燃してしまった愛の炎に焦がれるゆうひステファーノが、ため息が出るほどいい男で。

ああ、大人の男っていい。

ステファーノがけだる気にタバコに火をつける仕草がたまらなく、好きだーーー!!

あひ君とあいちゃんと、プロローグのダンスでぴしっと決めて、映画の記者会見に入る導入部のあざやかさ、大好きだーーーー!!

それにしてもあいちゃん、綺麗かったよ〜。
で、かっこよすぎ。
男役を引き連れて踊る姿のかっこよさといったらもう、娘役にしとくのが惜しいくらいオトコマエな目力を発揮していて、まじ惚れました、ええ(笑)。
洗練された大女優ドレスもどれも似合っていたな。
これ位説得力のある美しい女だから、地位も名誉もある二人のいい男が全てを投げ打ってでも、ってほどローズを愛してしまったのも、ええええ〜?にならずに済んだのかも(笑)。

でもやっぱり、ステファーノの事を愛しすぎてもしも失った時の事を思うとつらすぎるから、逃げちゃいました、って。
もう、そんな事言われちゃったら、去られてしまったステファーノはどうしたらいいのさ?(泣)(泣)。
それに、そんな理由で結婚されたリチャードの立場は。。。ちょっとばかし間違った愛し方だったかもしれないけど、彼も本当にローズの事愛していたのは、最後の出来事からしても明らかな事実だったのに。。(泣)(泣)(泣)
でも、こんなのローズ本人だって、誰に言われなくても自分でわかりきっていたんだよね。
だからきっとあんなにボロボロになって苦しんでた。。。。
なんかそんな三人の決着のつき方が、あまりにも悲しかった。

いろんな事情飲み込んで、みんな年を重ねてゆくんだもんね。
でも、飲み込んで、しまい込みきれない気持ちもあるもんだ。
もう、それはどうしようもない。
生きてゆけばゆくほど、色んなものが、くっついてくっていて重たくなって…、

大人って、せつない。
大人って、哀しい。
でも、オレは、せつなくても哀しくても、大人が好き。
それでも、チャオって手を振って、また生きて行く、大人の男の背中って、たまらなくいとおしい。

背中で男の哀愁語れる大空祐飛、最高っス☆

………ばっちり大人のキメ顔でデュエダンを踊るゆひあいを、
綺麗だなぁかっこいいなぁってボ〜っと見ながら、しかし、この二人って「血と砂」でプルミタスと小プルミタスだったんだよなぁ、なんてちょっと不思議な感覚で見つめていました。
あの頃の二人も格好よくて可愛くて…、それにしても、立派になったもんだ、素敵に育ったもんだ。
年を重ねるって、だから決して悪い事ばかりじゃないよね☆
うん。

な〜んて、一人で感慨にひたっていたら、終演後横をフアン兄さんが、優しい笑顔をたたえてすり抜けて行ったよ〜〜。
うわあああん、ケロちゃんだ。
ケロちゃんが、見に来ていたんだ。
フアン兄さん、プルミタス、大きくなったね。素敵になったよね。。。

なんか、嬉しくて嬉しくて嬉しくて、オレ泣きそうになりました。

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