15日にも見てるので今日は二回目です、えへへ☆

もう、ね〜〜。加世さん(檀ちゃんが演じた下級武士のご新造さん)が可愛くて可愛くてたまらないです!
器量よし、気立てよし、働き者で、健気で、いざとなったら凛としたところも持ってるし、
もう、まじで自分が嫁にもらいたいですよ(笑)加世さん。
新之丞さん(木村拓哉さん)が、まっことうらやましかったデス。。

お話の内容は、ほとんど三村ご夫妻と中間(下働きに来てくれてるお爺さん)の徳平さん(笹野高史さん)の3人で進んでゆきます。
三人の自然な演技が、クスッと笑わせてくれたり、ホロリと泣かせてくれたり、すごくいいんです。

小林稔侍さん、緒方拳さんは一場面ずつしか出てきませんが流石の貫禄、
桃井かおりさんは、とにかくうまい!!こういう親戚のおばさんっているよね〜(やれやれちとウザいのですが?みたいな・笑)、ってしみじみ思えるうまさでした。
坂東三津五郎さんは、いわゆる敵(悪?!)役ですが、品格のある演技で最後は野卑になる事なく退場。
新之丞さんと島田さん(坂東さんの役)の決闘場面は、ものすごい緊張感でした。

私、山田監督作品を見たのは初めてだったのですが、なんだが流石の安定感ですね。
無駄なところがまったくないというか、見てる側を不安にさせるところが全然無いというか。
まあ、この「毒」がひと欠片もない(新之丞さんが失明するのは食べ物の毒のせいですが、これは毒違いという事で…)安定感が、ヘンタイ女おやぢなんかには、一種物足りなくもあったのですが(笑)。

ともあれ、
つましいながらも平穏に続いて行く夫婦の生活というのが、どれだけ愛おしく大切なものなのか、見終わったあと再認識させてくれる暖かい映画でした。
そして、主婦としては、夕食には何か煮物を旦那さんに作ってあげたくなってしまう映画でもあります。
15日には肉じゃが作ったのですが、今日も何か煮物を作ろう。
いもがらの煮物は、出来ないけれど(笑)。

檀ちゃんは、本当に素敵な映画でデビュー出来たよね。。
愛妻加世さんへの愛情は、新之丞さんからのみならず映画全体から溢れ出ておりました。
それに、なんだか、日本アカデミー賞で立派な賞を二つも頂いた様ですし。
なんて、素敵なんだろう。
なんて、ファンにとっても嬉しい事だろう。。。
でも、このすばらしい数々のご褒美は、檀ちゃんの頑張りがあってこそ頂けたものだと思うよ。
加世さん、多分ひいき目をかなり引きまくったとしても(笑)優しくて可愛くて、ちょっとカッコいいとこもある(笑)ご新造様でした。
本当に、本当に、おめでとう!
なんだか、ここまできてもまだ、ファン的には夢を見ているみたいだよ(笑)。。。

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