ISBN:4048736280 単行本 歌野 晶午 角川書店 2005/08/31 ¥1,680
高熱をだして寝込んでしまいました。
4日ものあいだ38度から39度くらいをウロウロと。
最初はね
「なになになんなの。もしかして
これがウワサのインフルエンザ?!」
とかちょっとキターー!!な気分(←ばかだね〜)もあったんだけど、
でもねー、タミフル飲んでも熱さがらなくて。
いつまでたっても喉腫れたり鼻水でたりというインフルエンザの症状はなくて、
ただただ熱だけがさがんなくて。
病院の先生も「このまま高熱が続いたら他の病気かも」とか言い出すし、ちょっと
アセってしまいました。
今はもう平熱になって日常生活に戻りつつあるのですが、
体のだるだるは中々ぬけません。
結局高熱性のただの風邪だったんですかね。
今ころになってせきとかバリででくるし
まったくやれやれ、ですわ。
で、熱にうかされながら読んだのがこの本
「女王様と私」
タイトルに惹かれて手をだしました。
はい、女王様大好きなもので(笑)
でも、この小説にでてくる「女王様」はなぁ。
私の思うところの「女王様」とはまったく別もんの女王様だったです。
(ちなみに所謂SMの女王様とも、ちょっと違うとです 笑)
棲息するワールド(笑)が違うと、こうも女王様って違っちゃうものなのね。
本文中で語られる女王様のレトリック
「猛獣がにじり寄ってこようが崖っぷちまで追い詰められようが、芝生の上の白いテーブルで午後の紅茶を楽しんでいる時の様に悠然と涼し気に、相手を見下し翻弄し萎縮させいつの間にかイニシチアブを奪い取る。気付いた時には崖から落ちてるのは相手のほう(かなり抜粋書きですが)」
なんていうのは、私にとってもすごい女王様どんぴしゃ、ってやつなんだけどな〜。
でもでも、数馬くん(主人公)の女王様は……。
うん。
「人には、人それぞれの女王様が、きっといるものなんだねぇ」(なんとなく立松和平さん風に 笑)
しみじみ…。勉強になりまする。
で、内容のほうはというと
ん〜、混沌。(笑)
なんか最初から最後までいや〜な違和感につきまとわれつつも、いきおいで最後まで読みきれちゃいました、って感じです。
とにかく、絵夢ちゃん(主人公の妹)のしゃべり方に慣れる事ができなくて…、すごく疲れた。
や、いい娘なんですけどね、絵夢ちゃん。
登場人物のなかで、多分一番まともだし(笑)
…女王様に主人公がみそめられる?!ところあたりが、読んでて一番わくわくして面白かったな。。
でもここって殺人事件本筋にほとんど関係ないところだし(笑)
とりあえず、
面白く読ませてもらいましたけど、自分的にはちと微妙、って感じですかねー。
人様におすすめするかというと、う〜ん、これまた微妙。
なにせ好き嫌い以前に「対処」できるだろう世代、属性、が狭すぎる。
ただ、時がたてばたつぼど、まわりのアイテム(都会のビルの名前とか女の子の服装とか色々)が変わっちゃったり古くさく感じたりするだろうから、読んでみようかなって方は、今読んどいたほうがいいぞ、とは思います。
「女王様」と「私」についてのネタバレも、知ってしまうと面白さ半減だから、(アマゾンのカスタマーレビューの一部!ちょっとひどすぎるぅぅぅ)ネタバレに遭遇する前に「少しも早く」(笑)って感じですかね。
あと、そうだ。
表紙背表紙うらに、主人公と絵夢ちゃんの会話がえんえんと書かれているのですが、これが、また……(笑)(笑)(笑)!!
昭和特撮オタさんとCHERIE CURRIEが誰かわかるかたは、ここのとこだけでもいいので是非読んでみて下さい。…もう、すごい事になってますから。(いやいや、わらってていいんだか悪いんだか。。)
高熱をだして寝込んでしまいました。
4日ものあいだ38度から39度くらいをウロウロと。
最初はね
「なになになんなの。もしかして
これがウワサのインフルエンザ?!」
とかちょっとキターー!!な気分(←ばかだね〜)もあったんだけど、
でもねー、タミフル飲んでも熱さがらなくて。
いつまでたっても喉腫れたり鼻水でたりというインフルエンザの症状はなくて、
ただただ熱だけがさがんなくて。
病院の先生も「このまま高熱が続いたら他の病気かも」とか言い出すし、ちょっと
アセってしまいました。
今はもう平熱になって日常生活に戻りつつあるのですが、
体のだるだるは中々ぬけません。
結局高熱性のただの風邪だったんですかね。
今ころになってせきとかバリででくるし
まったくやれやれ、ですわ。
で、熱にうかされながら読んだのがこの本
「女王様と私」
タイトルに惹かれて手をだしました。
はい、女王様大好きなもので(笑)
でも、この小説にでてくる「女王様」はなぁ。
私の思うところの「女王様」とはまったく別もんの女王様だったです。
(ちなみに所謂SMの女王様とも、ちょっと違うとです 笑)
棲息するワールド(笑)が違うと、こうも女王様って違っちゃうものなのね。
本文中で語られる女王様のレトリック
「猛獣がにじり寄ってこようが崖っぷちまで追い詰められようが、芝生の上の白いテーブルで午後の紅茶を楽しんでいる時の様に悠然と涼し気に、相手を見下し翻弄し萎縮させいつの間にかイニシチアブを奪い取る。気付いた時には崖から落ちてるのは相手のほう(かなり抜粋書きですが)」
なんていうのは、私にとってもすごい女王様どんぴしゃ、ってやつなんだけどな〜。
でもでも、数馬くん(主人公)の女王様は……。
うん。
「人には、人それぞれの女王様が、きっといるものなんだねぇ」(なんとなく立松和平さん風に 笑)
しみじみ…。勉強になりまする。
で、内容のほうはというと
ん〜、混沌。(笑)
なんか最初から最後までいや〜な違和感につきまとわれつつも、いきおいで最後まで読みきれちゃいました、って感じです。
とにかく、絵夢ちゃん(主人公の妹)のしゃべり方に慣れる事ができなくて…、すごく疲れた。
や、いい娘なんですけどね、絵夢ちゃん。
登場人物のなかで、多分一番まともだし(笑)
…女王様に主人公がみそめられる?!ところあたりが、読んでて一番わくわくして面白かったな。。
でもここって殺人事件本筋にほとんど関係ないところだし(笑)
とりあえず、
面白く読ませてもらいましたけど、自分的にはちと微妙、って感じですかねー。
人様におすすめするかというと、う〜ん、これまた微妙。
なにせ好き嫌い以前に「対処」できるだろう世代、属性、が狭すぎる。
ただ、時がたてばたつぼど、まわりのアイテム(都会のビルの名前とか女の子の服装とか色々)が変わっちゃったり古くさく感じたりするだろうから、読んでみようかなって方は、今読んどいたほうがいいぞ、とは思います。
「女王様」と「私」についてのネタバレも、知ってしまうと面白さ半減だから、(アマゾンのカスタマーレビューの一部!ちょっとひどすぎるぅぅぅ)ネタバレに遭遇する前に「少しも早く」(笑)って感じですかね。
あと、そうだ。
表紙背表紙うらに、主人公と絵夢ちゃんの会話がえんえんと書かれているのですが、これが、また……(笑)(笑)(笑)!!
昭和特撮オタさんとCHERIE CURRIEが誰かわかるかたは、ここのとこだけでもいいので是非読んでみて下さい。…もう、すごい事になってますから。(いやいや、わらってていいんだか悪いんだか。。)
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